布教と、いちセクラバから観たSexy Zone POP×STEP TOUR 2020 感想

(全体的に、記憶が曖昧な部分があります。間違っていたらそっと教えてください。そして、今回もとんでもなく長い。ご了承ください。)


まず、ポプステというアルバムを知らない人がいたら、ぜひ試聴して欲しい。
https://sexyzone.ponycanyon.co.jp/discography/al/08.html


2020年10月29日~31日の3日間にかけてSexy Zoneの配信ライブが5公演行われた。
本来なら3月14日から行われるはずだったツアーである。コロナの影響で半年以上も遅れて行われることとなった。
私は例年通り横アリ参戦の予定だったが、次々と知らされるライブ延期のお知らせに、もしかして今年はライブはできないのかな…と思っていた。
ほどなくして、本来の日程の延期と、振り替え公演のお知らせが届き、私は申し込み締め切りギリギリまで悩んで、振り替え公演に応募した。
『RUN』発売の日、当落が出て、なんとか横アリ参戦を勝ち取ることができた。しかし、緊急事態宣言が取り下げられたとはいえ、この頃になっても世の中の状況は、とても大規模ライブができる状況ではなく、当落から1週間後の8月12日に振り替え公演の中止と、ライブ配信への切り替えが発表された。同日に、松島聡くんの活動再開の発表も行われた。
この時点では、ポプステツアーに参加はしない、とはっきり文面で発表されていたが、聡ちゃんが徐々にお仕事を再開していく中で、10月25日、ポプステツアーのリハなどを映した予告動画がYouTubeで公開され、5人で踊る姿や5人で話し合う姿が映されていた。


Sexy Zone 「Road to POP×STEP!? TOUR 2020」


そして、彼のブログであるSO GOOD DAYでも、数曲の出演が明かされた。
活動再開の発表があった頃、私はまだまだ、ステージに立てるのは先だと思っていたから、THE MUSIC DAYCDTVライブ!ライブ!で、思いきり歌って踊る彼を見て信じられなかった。だけど、5人を見ていると、すごく安心感を持っていることが画面越しでも伝わってきて、もう心配しなくても大丈夫だなぁ、と思うことができた。やはりSexy Zoneは5人で居ることが強い。


さて、ここからは一曲ずつ感想を書いていこうと思う。私は3日間の夜公演だけ観たので、ごっちゃごちゃになっている可能性が高いが、ご了承ください。
やっぱり、Sexy Zoneのつくる世界観が心の底から好きだ。


🎈OP~極東DANCE
Sexy Zoneは世界観を創るのがやっぱり上手い!とここだけでも強く思わされた。着物モチーフの衣装を纏う4人が美しすぎて、異世界に来たよう。ポプステのなかでも一際大好きな曲で、一気にテンションが上がった。お面をつけた大勢のJr.に、良い意味で気味悪さを感じ、豪華なセットも相まって、独特の世界観に溶け込んでいった。


🎈ROCK THA TOWN
タイミングよく炎が上がる演出が印象的。2017年の曲だけど、よくライブでやってる印象がある。お気に入りなんだなぁ。このときか曖昧だけれど、ケンティーの『WiFi最高か!?』という煽り、爆笑した。ケンティーの煽りは世界一だよ。
あと、しょーりの『セクラバ!(マイクを向けてくれる)セクラバ!(マイクを向けてくれる)』にも笑ってしまった。私たちがセクラバ!って叫ぶの、なんか面白い。


🎈BON BON TONIGHT
センステで踊る4人。2人ずつ映るシーンが、理由がうまく言い表せないけど好きだった。この曲を聴いたときから、どんな風に披露するのかなと考えていたけど、最後の腰振りは想像以上だった…。聡ちゃんが注目しちゃうのもわかる。


🎈麒麟の子
センステが斜めになって、え、大丈夫!?なんて思ってしまったのは私だけじゃないと思う。バクステから花道を全力疾走する姿がかっこよかった。


🎈BLUE MOMENT
今年、私は卒業式が完全にはできなくて、なんだか中途半端なまま卒業してしまった気分だったけれど、聴くとあの日々を思い出せる、そんな曲。だから、緑の制服を着ている姿を見て思わず泣いてしまった。あの日々の懐かしさを思い出すと共に、聡ちゃんをイメージした緑。どうか、これからも5人で青春を作っていってねって願わずにはいられなかった。あと、去年は小学生だったのに急に成長したなぁなんて面白くなってしまった笑
どこかのMCで、聡ちゃんが「今年は花火を見れてない人も多いから花火の演出がよかった」って言っていたけど、その通りだったな。ふまけんはマリちゃんをくるくる回して遊ぶのは止めてくださいな笑可愛かったけど!


🎈まっすぐのススメ!
マリちゃんの、「ねぇねぇ!教育実習生が来てるらしいよ!」ふまけんしょり「えー!!!」というコント風から始まる。女性ダンサーが出演するのはSexy Zoneにとってはなかなかないことだ。4人それぞれがアプローチしていく姿、センステで花束持ってひざまずき差し出して見上げたその瞬間に「好き」の二文字が喉元つっかかって出てこない姿。Sexy Zoneの感情表現好き~!と改めて思った。


🎈Ladyダイヤモンド
いつもはファンサ曲だから、ちゃんとこんなに踊ってるのはなかなかなくて、配信ライブならではだなぁと思った。アプローチのための小道具がメンバーそれぞれらしくて可愛い!


🎈ソロコーナーへの映像
あ、ケンティーがかなり関わってるなとすぐ感じた。一人一人のソロにちなんだような映像になっていて、もちろん聡ちゃんのところもあって、嬉しかった。おそらく来年からはまた5人でライブ作りしていくもんね。楽しみだ。


🎈SHE IS...LOVE
リハ映像を見てから、振り付け好きだなぁと思っていたから楽しみだった。淡いピンクの衣装をまとったバックのJr.と淡い青の衣装をまとったケンティー。春を擬人化したらこんな感じだろうなって思った。大学生のとき、スペイン語の授業で、周りは名前をそのままニックネームにするなか、「プリマヴェーラ」というニックネームにしたケンティーを思いだしたけど、まさにプリマヴェーラだったよ。あと、しゃがみながら踊ってたJr.すごすぎた。


🎈all this time
ポプステを買って、初めて聴いたとき、泣いてしまった曲。マリちゃんの想いとか、人生とか、こんなにつまってるなんて…と思わず泣いてしまった。披露を楽しみにしていた曲の1つ。衣装と髪色が相まって、宝塚のステージに立つ夢を叶えてるよマリちゃん!って叫んでしまいそうになった。マリちゃんの、長い手足を使ったダンスがすごく好き。そしてSexy Zoneをイメージした人形。1体1体飾り、最後の1体を大切そうに見ていて、え、あれって聡ちゃんじゃない?って思ったらやっぱりそうだった。幕が降りて、デビュー当時の5人の写真。ずるすぎる。泣くに決まってるじゃんか。あの場に居たら泣き崩れていたと思う。だって、My familyって文字もあったから。Sexy Zoneは家族だよ。嬉しかった。


🎈Show must go on
ジャニーさんが大切にしてきたこの言葉。「永遠の0番」と称された佐藤勝利がこの曲を歌うことの大きな意味や価値が伝わるだろうか。エンタメが止まりに止まった今年、エンタメを止めてはいけないという言葉を口にしていたし、たくさん思い悩んでいたと思う。
お父さんが亡くなって、痩せ細るほど悲しみにくれていてもジャニワの舞台に立ち続けていた佐藤勝利を思い出さずにはいられなかった。何があってもステージに立ち続ける。こんな強い決意を見せられたら、こちらもずっと付いていくよって伝えたい。


🎈HAPPY END
女性ダンサーがいて驚いた。風磨の切ない歌声ってたまらない。ソファーとお酒とタバコ(を模したビン?)。ずっとずっと風磨のソロには独特の統一したような世界観を感じていたけど、今年もすごかった…。これからも風磨の創る世界観に浸っていたい。


🎈緑のレーザーとのダンス
STAGE魂を思い出した。レーザーの扱いが上手くなっていたし、会場全体を使った演出がすごく綺麗だった。


🎈make me bright
レーザーを使って音を奏でているよう。暗い照明の中で歌う姿は幻想的だった。黒い衣装、ドストライクです。去年の演出より今年の演出の方が、個人的には好きかもしれないな。


🎈Blessd
ずっとお気に入りだとメンバーが度々言っていた曲。歌い方や声の出し方がとても好き。歌に合わせてレーザーが動く演出がすごく好き。レーザーの色合いも好きだった。あまり覚えていないけど。


🎈日替りコーナー バィバィDuバィ~See you again~ (29日 夜)
セクベアが出てきて、お、ここで聡ちゃん来るのか!とドキドキ。パネルを持った聡ちゃんが登場して、泣いてしまったけど、選曲がDuバィで爆笑した…。Duバィでライブのステージに復帰なんて、さすがトンチキで育ったSexy Zoneらしいなぁ。投票したのはセクラバだけど笑。黒い衣装ドストライクですって思っていたら聡ちゃんも着ていて嬉しすぎた。なにより、5人になって、キラキラした笑顔で笑ってるSexy Zoneが眩しくてかわいくて…。Sexyツムツムも可愛かった…。


🎈日替りコーナー 勝利の日まで (30日 夜)
やっぱりしょり誕に聴きたいソング。世界中のLOVEが横アリに集まっていた。
ちなみに私はこれを観ていて、ふまけん耳打ち選手権を思い出しました。


🎈日替りコーナー ぎゅっと (31日 夜)
絶対観たい!!と思って投票したけれど、多くのセクラバが同じ思いだったようで、可愛すぎるSexy Zoneを観ることができた。そしてやっぱりこの曲良すぎる。明るくてキャッチーなメロディーにのせた優しいメッセージ。ずっと歌っていってほしい。


MCは3日間ごっちゃごちゃになっているし思い出せないところもあるので割愛します…。聡ちゃんおかえり!だし聡マリ!ふまけん!とか色々あったけど。そしてしょーり24歳おめでとう!!!!!ケーキやプレゼントに喜ぶ姿、可愛かった。


🎈NOT FOUND
直前のMCではキャッキャとはしゃいでいたのに一瞬で切り替える5人。何度観ても聴いても大好きな曲だ。ライブならではのアングルで全体を観ることができて嬉しかった。
しょり誕の30日夜公演では、メンバーからのプレゼントのコートを着たまま踊っていた。


🎈星の雨
私は常々、イノセントデイズのカップリング曲は史上最高だと思っている。その中の一曲。24時間テレビ41で歌ってほしい…絶対に合う…と思っていた曲。センステに降る雨、まさに星の雨のようだった。綺麗に重なりあう声と、優しく包み込むようなメロディーが大好きな曲。
欲を言えば、5人で歌ってほしかったから、また披露されることを願う。
…それにしても、あの赤い衣装、素敵だったけどケンティーはスケスケだったね…。


🎈One Ability
この曲を初めて聴いたとき、なんとなく、平安時代のイメージが浮かんだのを覚えている。理由はわからない…。
眩しすぎるほどのライトが印象的で、声が本当に美しかった。
ラブソングはたくさんあるけれど、失恋ソングが似合うよね。Sexy Zoneって


🎈Spark Light
ずっとライブで観たかった曲。以前カラオケで歌ったけれど、難しすぎて全然歌えなかったから、やっぱりSexy Zoneすごい…と思った。この曲はもともと聡ちゃんも参加していたから、やっぱり5人でも聴きたいし観たい。


🎈MELODY
3月のYouTubeでのハピライや、れいわのへいわソングでも歌われていたから、セクラバ以外にも知っている人が多いかもしれない。優しい声が寄り添ってくれる大好きな曲。大勢のJr.と戯れながら歌う姿、随分Sexy Zoneも大人になったなぁと今更ながら思った。おんぶして歩いている風磨を見たときはあまりのお兄ちゃん力にやられてしまった。
ラストの方でケンティーが合いの手をいれるようにラップ的なものをしていて、天才だった。


🎈禁断の果実
イントロが流れる中、まさかの生着替え。本当に細すぎだよ…と思っていたら、特攻服を着ての登場。想像以上で爆笑した。この曲でやるのか!!腕の部分はメンカラになっていて、長い裾を三輪車の後ろのよく分からない部分に引っ掛け、花道を走り抜けていく。さすがのトンチキだった…。


🎈カラクリだらけのテンダネス
特攻服でやるのか!!第2弾。バクステを使って踊っていた。正直記憶が薄れている…。


🎈ダヴィンチ
ポプステのなかでもすごく好きな曲のひとつで、楽しみにしていた。イントロが長く流れ、着替えてるのかなぁと思っていたら、6月のハピライで着ていた、デニムの春っぽい衣装で登場。大好きな衣装だったから、やっぱりポプステのためだったんだな、と思ったし嬉しかった。ロック調、本当に似合う。レオナルド・ダヴィンチさん、本当の芸術はここ、Sexy Zoneにあると思うな。


🎈2020 Come on to Tokyo
歌うと予想していた!というか、今年歌わないでいつ歌う。
この曲を聴いて、やっと、「あぁ、2020年だ」と思うことが出来たような気がする。ジャニーさん、Sexy Zoneは立派に成長したよ。きっと見ていたかな。


🎈勇気100%
ジャニーズで歌いつがれてきた、多くの人に馴染みがある曲。今、大人になったSexy Zoneが歌うからこそのメッセージが強く伝わってくる気がした。
水着Jr.で笑ってしまったけど。ふまけんがJr.時代にサマリーで水着Jr.として出演していたのは幾度となく聞いてきたけど、再現するとは。タイムスリップしたかのようだった。
Jr.を一人ひとり丁寧に紹介するところ、Sexy Zoneらしい。普段のライブよりも、配信ライブの方がより注目してもらえるからと考えたんだろうなぁと思う。


🎈メンバー挨拶と それでいいよ
さすがにはっきり覚える能力はないので詳細は書けないが、ずっと私が泣いていたことは覚えている。最初は4人で作ってきたポプステ魂。でも、幸運なことに、5人で完成させることができた。奇跡でしかない。一人ひとりの、Sexy Zoneを、セクラバを、大切に想う気持ちが伝わってきて、本当に嬉しかった。初日では、さときくの目が潤んでいたのを覚えている。
そして、それでいいよ を歌う。Sexy Zoneはバレーデビュー組だからか、応援歌が多い。それでいいよ も、相手を肯定して、優しく背中を押してくれるような曲だ。オーラスでは、歌唱中にマリちゃんが涙を流していて私まで余計に涙が溢れてきてしまった。なかなか涙を見せない人だから。24時間テレビ41のとき、年上3人が涙を流す中、聡マリは最後まで泣かずに笑顔でいて、あぁ、大人になったんだなと思っていたけれど、この日マリちゃんの涙を見てよりいとおしく思えた。
そして、エンディングの映像。
ライブの構想から考えたら約1年。やっと完成させられて、良かった。


🎈RUN
エンディング映像が終わり、画面が5分割になる。聡ちゃんがいる!!私の涙腺は再び崩壊した。私はSexy Zoneが5人でいるときの最強感がたまらなく好きだ。
オーラスの話をするが、聡ちゃんは泣いていた。彼も、なかなか涙を見せない人。私は吐きそうになるくらい泣いてしまった。気持ちが溢れてしまうほど、聡ちゃん、Sexy Zoneを大切に想う4人の気持ちが伝わったんだろうな。
そして、5人が着るツアーTシャツは、世界でたった5着だけの、5人の写真が入ったものだった。聡ちゃんがただいまって手をあげて、ソファーにいる4人がおー!おかえり!って言っているような写真。ペジ魂もそうだったけれど、やはり、4人は聡ちゃんの存在を大切にしていた。Sexy Zoneは、5人が最強だ。
RUNは、Sexy Zoneの歴史の中で大きなターニングポイントになったといえるだろう。そんな大切な曲を、リリースは4人だった曲を、今は5人で披露できる。こんなに幸せなことはない。
麒麟の子では、4人で走り抜けた花道。RUNでは5人で走り抜ける。必死にSexy Zoneという場所を守ってきた4人の苦悩と、聡ちゃんが復帰し改めて絆を強めた5人の決意が現れているような気がした。

この約2年間、聡ちゃんはパニック障害の療養を行いながら、聡ちゃんなりにたくさん思い悩んでいただろう。風磨も言っていたけれど、聡ちゃんにとって最善の選択肢がSexy Zoneとして活動することじゃなかったかもしれない。それでも、もう一度アイドルとして、Sexy Zoneとして、活動したいという強い意思を持ち続けてくれていた。自分の居場所はSexy Zoneしか考えられないと思ってくれていた。聡ちゃんが活動を休止してから、待ち続けることが果たして聡ちゃんにとって良いことなのか?プレッシャーになるのではないか?と苦しかった部分もあったから、こう伝えてくれることが嬉しくて嬉しくてたまらない。
5人にはそれぞれに膨大な選択肢があるのにも関わらず、5人はSexy Zoneとしてもっと活躍したい、音楽を届けたい、時代を創りたいと言ってくれる。セクラバに常に愛を届けてくれて、メンバー同士が心から信頼し合い、大切に思い合うSexy Zoneを、私は一生好きでいるだろう。

Sexy Zoneの時代を、一緒に創りませんか。
これから彼らが見る景色を、一緒に見ていきませんか。


終わり。